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山口 康市; 早川 直宏; 岡本 次郎
J.Appl.Polym.Sci., 22, p.2653 - 2660, 1978/00
被引用回数:7放射線乳化共重合法で得られたテトラフルオルエチレンとプロpレン共重合体の分子量特性について、化学法により得られたものと比較検討した。数平均分子量と極限粘度との関係について[]=3.9710Mnの実験式を得た。また、直鎖状のものと比較した結果、この試料では長鎖分岐がほとんど含まれてないことが判明した。更に、分子量や分子量分布に関しては、放射線法と化学法のもので大きな差異が認められなかった。一方、テトラフルオルエチレンとプロピレンの交互性についてFNMR測定を行なった結果、放射線法のものが化学法のものよりも異種結合を多く含んでおり、分子量と相関することが明らかとなった。また含フッ素量についても同様な関係であることが判明した。